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Bryson Milley, CFP, CIM

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本心を打ち明けるきっかけが人生を変える

大事件が起きた後でようやく目が覚め「本当に大事なことは何か」に気が付くことがあります。私にとって、新型コロナウイルス感染拡大がクライアントにもたらした影響がまさにそれでした。家族、友人、健康、地域社会。私たちの生活の中の重要な要素が今、病との戦いの最前線で脅かされています。

最近は以前にも増して「ご家族はお元気ですか」とクライアントに直接尋ねるようにしています。そして「この8ヶ月間で将来への展望にどのような変化が起きたのか」に耳を傾けます。その答えを聞いて、ファイナンシャル・プランの見直しを行ったケースがあります。

典型的な例として、あるクライアントのケースをお話ししましょう。家族経営で成功を収めた一族の2代目社長を務めている方で、これまで30年間家業に向き合ってきました。ご自分の責務を果たし、そろそろ次世代にバトンを譲ろうと考えていました。

2月に保障内容の見直しを行ったとき、彼は「ファミリー・ビジネスの経営者として限界を感じている。ワーク・ライフ・バランスを見直したいという気持ちが日に日に募っている」と言いました。そのときは話の流れでふと漏らされたグチのような言葉で、切実さは感じられませんでした。それに次世代を担うべき後継者がまだ育っていません。クライアントは「まだ辞めることはできない」と感じていました。

その後4月にパンデミックが起きたとき彼に電話し、ビジネスとご家族の様子を尋ねました。彼はこのとき初めて本心を明かしました。2月の発言は気の迷いではありませんでした。本気で変化を起こさなければならないと感じていらっしゃいました。当初のファイナンシャル・プランを書き換えるときがやって来ました。

数週間後、クライアントは大きな決意を秘めて母親に連絡し、本心を打ち明けて意見を求めました。母親はこのビジネスが生まれた理由は衣食住を手に入れるためだったと振り返り、自分と夫の得意分野をビジネスにすることを思いついた、と話しました。

彼女は息子たちが義務感からビジネスを継いだことに不安に感じていました。息子、つまり私のクライアントが後を継いで会社を成長させたので、不安もある程度解消されていました。母親は「もしあなたがここで終わりにしたいのなら、全面的に賛成よ」と言ってくれたそうです。父親が生きていたら同じ気持ちだったはずだ、とも言ってくれたそうです。会話の中で本当の心の交流があったように感じました。

クライアントとご家族のプランは変更手続きに入り、私たちは今緊密に連携して取り進めています。ビジネスが継続企業として売却されたとしても、そうでなくても、財務体質は健全です。

この変更により、従業員は新たな職探しに追われるかもしれません。しかしクライアントは彼らの長年の貢献に心から感謝しています。変更後のプランには、従業員への金銭的手当ても盛り込まれます。実に心温まる話ですが、パンデミックがなければ起きることはなかったでしょう。

Bryson Milleyはカナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーの19年間会員ですbmilley@rgfwealth.com

 

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