興味がない人に保険のメリットを説明する

インドの保険加入率は20％に過ぎませんが人は皆いつかは死にます。ですからインドの保険業界には成長の余地がたくさんあります。多くの人は自分は決して死なないと考えているかのようです。そこで私はクライアントに保険ではなく収入保障について次のように話しています。「ご家族にとっての最大の資産はあなたの収入です。何が起きてもご家族に収入が継続するようにすることが肝心です」保険の仕組みや私の仕事については次のように説明方法をいくつか用意しています。

保険は番人

ヒンズー教徒とイスラム教徒はモスクや寺院に入る前に、靴を脱がなければなりません。高価な靴の場合は、礼拝の間、靴の番人を雇って靴を保管してもらいます。そこで「ご自分の靴には保険をかけるのに、ご自分には保険をかけないのですか。あなたの収入なら靴を新調するのは簡単です。富裕層の方々は自分の資産を保護しています」

保険エージェントという専門家

私たちはインドで銀行との競争にも直面しています。銀行はローンを申し込みに来る客に一様に保険加入を勧めています。しかし、ニーズ分析を行いません。 銀行は保険の専門家ではないので、クライアント一人一人を見ておらず、彼らのニーズを本当には捉えられないのです。そこで私はクライアントに「心臓発作を起こしたら普通の医者に診てもらいたいですか、それとも心臓病専門医に診てもらいたいですか。私はあなたの心臓を診る心臓病専門医のようなものです」と言います。

Jayang Vinod Nagrechaはインド、ムンバイを拠点にする8年間MDRT会員です。連絡先はinsuringyou@gmail.com