Select Language

Check Application Status
en

Resource Zone

クライアントの勇退を成功に導く7つのステップ

Tom D. Hegna, CLU, ChFC

Rate 1 Rate 2 Rate 3 Rate 4 Rate 5 0 Ratings Choose a rating
Please Login or Become A Member for additional features

Note: Any content shared is only viewable to MDRT members.

包括的なプランの策定に導くステップ・バイ・ステップのガイド

誰もが勇退を非常に複雑だと考えています。しかし、勉強すればするほど、それほど難しいことではないのが分かります。最終的に勇退が成功するかどうかは、次の2つの質問に対する答え次第です。ただし、皆さんがどの程度の資金を投資しているかや豪邸を所有されているかという質問はしません。なぜだか分かりますか。勇退の成功を決めるのは資産額ではないからです。パラダイム・シフトです。皆さんはこれまで何と教わってきましたか。札束の数が勇退後の生活を左右するというものです。札束が多ければ、勇退後の生活も優雅になるという教えです。私もそう教わりました。クライアントもそう教わったはずです。しかしそうではありません。

資産はなくなる可能性があります。盗まれたり、だまし取られたり、訴訟で負けたり、離婚で失ったり、もしくは市場の暴落で失ったり、長期療養費用の支払いに消えてしまうかもしれません。実際のところ、クライアントの多くにとって、資産とは数字が書かれた紙切れに過ぎません。例えば投資資産の額も紙切れに書かれた数字です。銀行口座も紙切れに書かれた数字です。この紙切れに書かれた数字に対して人生で行うことは2つだけです。自分で使うか、人にあげるかです。

ステップごとに戦略を学んで、包括的なプランを作成します。

生きている間に人にあげるか、それとも多くの方のように亡くなった後であげるかです。ここで皆さんにお知らせがあります。お金はあの世に持っていけません。この世に置いていくことになります。

勇退の成功の背景を数学的、科学的に調べたときに、次のような問いが重要だと分かりました。どこにお金を預ければ使い切れないほどの大きな収入を確保できるかという問いです。答えは年金です。では人にお金をあげるのに最適の方法は何か。答えは生命保険です。これらの答えは誰かの意見ではなく数学的、科学的、経済的な事実です。

そこで私はクライアントに幸福で優雅に老後を過ごすための7つの簡単なステップを紹介しています。これは数学的、科学的、経済的事実に基づいたステップです。だからこそ世界中どこでも通用します。

STEP 1

計画が必要です。地図なしに目的地にたどり着くことはできません。そしてクライアントには金融の専門家に勇退について相談するよう勧めています。勇退は日曜大工のように自分一人でできるプロジェクトではないからです。もう一点加えると、多くの人が金融ビジネスは知識を売る仕事だと考えています。しかし、今や知識を売る仕事ではなくなりました。われわれの仕事は言葉を売るビジネスです。言葉を尽くして質問し、ストーリーを語るビジネスです。

STEP 2

クライアントが公的年金を最大限に受給できるように、皆さんがその仕組みを明確に理解してください。ほとんどのクライアントにとって公的年金が最大の退職後資産になることを理解していますか。大抵の人はこの貴重な年金を最大限に活用する方法を学ぶよりも、夏休みの計画に多くの時間を費やしています。

STEP 3

ハイブリッド型勇退の検討をお勧めします。多くの方が早期退職を希望されますが、ほとんどの方が老後に必要なお金を十分に貯蓄できていません。わずか数年間、パートタイムでもいいので働き続けることができれば、勇退に成功する方が大幅に増えます。

理由は収入が増えた結果、貯蓄額が増えることと勇退を延期した年数分、年金受給開始時期を後倒しすることで年金額を増やせるからです。さらにそこから数年間、クライアントが資産を使わなくても良いようにできる方法もあります。

STEP 4

インフレから身を守る計画が必要です。インフレは、例えれば時間とともに悪化するウイルス性の病気みたいなものです。例:1万ドルの購買力は、4%のインフレ下で20年後に半額以下になります。30年後には3分の1以下になります。

ですからよく考えてください。100歳まで生活できる収入を準備するだけではなく、勇退後の収入自体を増やさなければなりません。

そのために株、投資信託、不動産投資などは良い方法です。それらを活用してインフレで評価額が増えるポートフォリオを構築できます。リスクのある商品を避けつつインフレから身を守ることもできます。私は60歳で受給開始の個人年金に加入しています。それとは別に65歳で受給開始の個人年金にも加入しています。加えて、70歳で受給開始の個人年金、75歳から受給開始の個人年金にも加入しています。全部で11の個人年金に加入しています。私が勇退するまでには、全部で25件くらいに加入しているはずです。退職後に収入が段階的に増える状態にできれば勇退は成功です。株式市場や不動産の話ではなく、増える収入とそれに備えたリスク管理をするのが勇退です。

STEP 5

皆さんは支払いが保証されている年金をもっとたくさん確保しなければなりません。勇退の成功は資産ではありません。勇退の成功はすべて収入にかかっています。

受給が保証された生涯収入には3種類あります。1つ目は政府による公的年金です。では公的年金とは何でしょうか。終身年金です。この年金は生涯にわたって給付が保障されています。

2つ目は企業年金です。これも一生受給が保障されています。数学的、科学的な見地から見れば、基本的な生活費用はこれらで賄う必要があります。

これらの返金を最大限に活用し、足りない分は保険会社の提供する終身給付の個人年金に加入すれば良いのです。

さて、私は世界中で講演をしています。この3年間で台湾、シンガポール、タイなどでも講演をしました。大勢の聴衆に講演をすると、必ず誰かが手を上げて「Tom、この国では年金は嫌われています。Dave RamseyもSuze Orman (2人ともアメリカのラジオやテレビのコメンテーターとして有名)も年金が大嫌いだと書いていました。Ken Fisherは1ページもの広告で「私は年金が大嫌い。皆さんも避けるべきです」と書いていました。だからこの国では年金は嫌われています」と言います。

これに対して私がどう答えるか知りたいですか。私は驚いたふりをして「本当に年金がお嫌いですか。つまり、あなたは政府の年金プランに35年間も保険料を納めた挙げ句、年金の受給を断ります。年金は嫌いなので振り込まなくても結構です、と年金事務所に電話をかけるつもりですか」と言います。

ある会社で42年間勤続されたとしましょう。ある日、会社の人事部に電話をして「厚生年金の振り込みをやめてください。厚生年金が振り込まれているのを見たくありません。私は年金が嫌いです」とおっしゃるのですか。

そうすると「ええっと、そういう年金はいいのです。嫌いなのは保険会社の年金保険です」と言われます。そこで私は「本当ですか。どうしてお嫌いなんですか」とさらに聞き返します。そうすると「そういう保険は多額のフィーがかかるからです」と言われます。本当でしょうか。この会場にいらっしゃる方で、フィーの合計がいくらになるかご存じの方はおられますか。ゼロです。このタイプの商品はフィーがかかりません。この商品は運用益の一部が保険会社の収益になります。ですから一生の間、毎月1000ドル受給する契約を結べば、毎月あなたの口座にいくら振り込まれると思いますか。1000ドルです。

STEP 6

長期療養に備えたプランが必要です。クライアントが一生かかって築いた資産が長期療養の費用でなくなる可能性があるにも関わらず、皆さんが一番軽視している保険だと思います。ですから、ぜひクライアントに提案してください。

ここで事実を述べます。火事で住宅を消失する可能性は3%以下ですが、皆さん火災保険に加入しています。一生のうちに事故で自動車を廃車にする可能性は18%ですが、皆さん自動車保険に加入しています。ところが何らかの形で長期療養を受ける可能性は72%あるのに、退職後の生活プランで長期療養への備えをしていません。長期療養のプランなしには、勇退準備を完了したとは言えません。

STEP 7

お子さんには資産を残さないでください。私はクライアントに自分たちのお金は使ってしまうようにと伝えています。その代わり、お子さんには生命保険を残してください。クライアントが支払う保険料よりも多額の保険金を残せます。

Tom D. Hegna, ChFC, CLUは経済学者、著者でリタイアメントの専門家。2019年アニュアル・ミーティングで講演しました。

Contact: Tom Hegna tom@tomhegna.com

 

{{GetTotalComments()}} Comments

Please Login or Become A Member to add comments