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「もしあなたが明日の朝、この世からいなくなったとしたら、やり残したことは何ですか」「他人はあなたのことをどんな人だと思っているでしょうか」私がこの質問をするのは成功への障壁を取り除く方法へのヒントが隠されているからです。まず自分に「私は本当に成功したいのだろうか。そして、成功は私にとってどんな意味を持っているのだろうか」と問いかけてください。
どんな人か
あなたはどんなことをすれば成功したと感じるでしょうか。この質問に正しく答えるためには「私は本当は何者なんだろうか」と自分自身に問いかけなければなりません。これは自身の価値観に大きく関係しています。私たちは自分自身を役目で考えがちです。例えば金融アドバイザー、父親、母親というように。私が今やろうとしているのは、あなたに自分の本質的価値について考えてもらうことです。なぜなら、自分をさらけだすことができて、しかも自分の価値が目的と一致していれば、人生に関わる決断を下すのはとてもとても簡単になるからです。
自分がどんな人間なのか、どんな行動をとりたいのか(またはとりたくないのか)、何を受け入れられるか(または受け入れられないのか)、自分の限界はどこにあるのか。こうしたことがはっきりすると、集中力が高まります。そして集中力が高まると多くの障壁は簡単に乗り越えられます。
何が欲しいのか
自分がどんな人間であるのかが分かったら、今度は自分が本当に欲しいものは何かを探らなければなりません。短期的な目標でもかまいません。もし初めてコート・オブ・ザ・テーブル資格を獲得したいのであれば、それを目標にしましょう。もちろん、トップ・オブ・ザ・テーブル資格も素晴らしい目標です。5キロやせるというのもいいでしょう。どんな目標でもいいのです。大事なのは、それを明確にすることです。
自分の人生にとって短期的、中期的、長期的に重要になると思われることを書き出してみましょう。
なぜそれが欲しいのか
お金のためでしょうか。経済的な安定のためでしょうか。自尊心を満たすためでしょうか。地位のためでしょうか。達成感を味わいたいからでしょうか。あなた自身の「なぜ」を考えて、その答えを書き出してください。
自分自身についてと自分がやりたいことがはっきりすると、ありのままの自分に自信が持てるようになります。そして「これが私です。これが私の欲しいものです。これがその理由です」とはっきりと言えるようになります。つまり、何もかも明確になる状態です。
本当の自分を知るということは、何をするにしてもそれが土台になります。そして自分が欲しいものが分かれば、それが自分の使命になります。そして「なぜ」の答えは前に進むための燃料、つまり情熱の原動力になるのです。
自分が何を欲していて、その理由もはっきりしていると、それを軸にして動けばいいわけですから、何事もやりやすくなります。あなたはその軸を基に判断します。その軸と矛盾する考えが頭に入ってきそうになったら、雑念として追い出せばいいのです。
なぜ雑念かと言いますと、それはあなたが誰であるか、あなたが設定した境界線、あなたにとって大事な価値、あなたの「なぜ」といったものにそぐわない、または無関係だからです。雑念がなければ決断はとても簡単になります。特に忙しいときや頼れるものが何もないときは、素早く決断できることほどありがたいことはありません。
しかし、こうしたものが明確になった後も、まだ3つの障壁が残っています。
自分をどう見ているか
成功への障壁のいくつかは、自分自身をどのように見ているかや、自分がどう考えているかに関わっています。
周囲の人をどう見ているか
ストレスにどう対処するか、一日をどのように過ごすかは自身の生産性に大きく影響します。
マインドセットは柔軟か
あなたはそれまで正しいと信じていたことを捨て去ることができますか。その考えは今までは役に立っていたかもしれませんが、今あなたが欲しいものを目指すためには必要ないかもしれません。役に立つものであろうとそうでなかろうと、人はこれまでの考え方にとらわれてしまいがちです。その考え方はもう新しいものではありません。私たちは新しいことを学び、新しい習慣や行動に慣れることができるのです。
マインドセットを変える7つの方法
- 八方美人にならない
- 価値を提供するときは、その価値を明確にする
- 失敗は成功の元だと受け入れる
- 「理想のクライアント」を大切にするために、「疑わしい見込客」には近寄らない
- 成功に終着点はない。さらに先に進め
- 完ぺきなどない。あるのは進歩だけ
- 物事に執着しない