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革新をもたらす5つの基本思考

Matt Pais

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テクノロジーの起業家 Linkner が創造性を発揮して成功する道を示す。

デジタル・プロモーション分野のスタートアップ企業ePrizeの設立者兼CEOのJosh Linknerは大手食品企業Conagra Foodsとの数百万ドルの契約を他の2社と争っていました。その最中、Conagra Foodsの幹部と偶然にも飛行機のファーストクラスで隣り合わせました。まさにLinknerが契約を取ろうと、熱心に働きかけていた相手でした。これはビジネスを有利に運ぶまたとないチャンスとなったはずです。

しかし、彼はその幸運を利用しませんでした。

「私はその幹部に『お話ししたいのですがあいにく仕事が山積みでして。奥さまはエコノミー席しか取れなかったのですね。奥さまと席を替わってもいいでしょうか。お二人の時間を過ごしてください。私はその間に後方の席で仕事を片づけてしまいます』と言ったのです」と、Linknerは当時の出来事を語りました。

着陸直前に「Conagra Foodsとの3,000万ドルの契約がまとまりました」というメールが会社から届きました。後で聞いたところ、幹部は飛行機が離陸するより早く部下に指示を出したそうです。

「彼は後日『私は決め手を探していました。3社とも甲乙つけがたかったからです。あなたは単に利益を追い求めるのではなく、優れた人間性を示してくれました。日常の出来事に創造性で対応してくれました。私はそれを見て決断したのです』と教えてくれました」とLinkerは語りました。

私たちは日々勝負に勝ったり、負けたりしています。その結果はどちらがより創造性を発揮して革新を起こせるかにかかっているとLinknerは信じています。

Linknerはこの考え方に基づいて5つのテクノロジー企業を設立し、2億ドル以上で売却することに成功しています。そしてクライアントとのビジネスやスタッフ育成でこの手法を使うためには、次の5つの基本思考を取り入れることが効果的だとアドバイスします。

1. 乗り越えられない障害はない

どんなに難しく思える問題でも創造力を発揮すれば解決できるという意味です。事例:目的地の天候が悪いため滑走路に止まった機内で7時間待機を余儀なくされたエア・カナダの乗客は食事サービスの終了を告げられました。するとお腹を空かせてつらい思いをしていた乗客のもとに、ウエストジェットのパイロットがピザの箱をいくつも抱えてやってきたのです。乗客たちは差し入れに大喜びしただけではなく、パイロットの気前の良い行動をツイッターで拡散しました。その結果、ウエストジェットはライバルに差をつけました。Linknerは中国のことわざを用いて、「『そんなことは無理だ』と言う人は、実際にやろうとしている人の邪魔をしてはいけない」と指摘します。

私たちは日々勝負に勝ったり、負けたりしています。その結果はどちらがより創造性を発揮して革新を起こせるかにかかっています。

2. ラジオ・スターの悲劇

これはMTVで流されたミュージック・ビデオ第1号でもある、1979年に発売された曲です。このタイトルに託されたメッセージは、「伝統よりも可能性に賭け、未来の革新のために古いものを捨て去れ」であることは明らかです。Linknerはこの例として、過去の人気フレーバーにしがみつかなかったからこそ成功したアイスクリーム会社ベン&ジェリーズを挙げています。同社は過去のフレーバーの「葬式」を行い、その成功と思い出を社のウェブサイトに残し、代わりにお客さんがよりわくわくする新たなフレーバーを投入します。従来の手法を続けるのではなく、それを根本から変えてさらに魅力的なものを編み出せないだろうかと考える姿勢が重要です。

3. 成功をつかむためにはルールを変える

手法を変えようとすると思いがけないアイディアがいくつも浮かんできます。しかしLinknerによると、私たちは新たなことを試すリスクを実際よりも大きく感じ、立ち止まったままでいるリスクのほうが小さいと思ってしまいがちです。ドクター・スースは出版社ランダムハウスのCEOに「あなたは50の単語だけで子ども向けの本が書けるだろうか」と言われて、児童書Green Eggs and Hamを創作しました。そうした制約を受けたことで、かえってインスピレーションがふくらみ、時代を通じて最も人気のある本が生まれたのです。同様に、人気ゲーム「モノポリー」を販売している会社は、このゲームで遊ぶ人の半数以上はずるをするという事実を知ると、「ずるをする人向けモノポリー」という新たなバージョンを売り出し、それまでとは一味違う成功を収めました。

つまずいた経験がないのは成功に向かうスピードが足りていないということです。起き上がり続ければ何度でも勝てるようになるでしょう。

4. 人が思いつかないことをする

人と差をつけるためには、現状を打ち破って人々の記憶に残らなければなりません。ピッツバーグのある小児病院は入院している子ども達にもっと快適に過ごしてもらうために努力を続けています。例えばより柔らかい枕を用意するといった簡単ですぐに思いつくような策だけにとどまろうとはしません。病院の窓清掃人がスーパーヒーローの格好で窓拭きをします。それを見た子ども達に治療のつらさを少しでも忘れてもらい、次回の窓拭きを楽しみにしてもらうためです。このアイディアの実現に費用はほとんどかかりません。必要なのは創造力と、人と違う何かをしようとする意欲だけです。

5. 七転び八起き

この考え方は、成功はくじけない決意と立ち直る力だけあれば手に入れられるという、禅の教えに基づいています。挫折を経験したら、大きな成功を収めるためのより効果的な方法を考え、さらなる創造力を発揮して再び戦いましょう。ケンタッキー・フライドチキンが中国での新規ビジネス展開に向けて人材を募集したとき、24人の応募者のうちジャック・マーだけが採用されませんでした。しかしマーはあきらめずにアリババ・グループを共同設立しました。「このグループは『中国のアマゾン』と呼ばれるほど成功しています。つまずいた経験がないのは、成功に向かうスピードが足りないということです。起き上がり続ければ、何度でも勝てるようになるでしょう」と、Linknerは語りました。

 

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