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メーカー営業から転身した紳士はジェームズ・ボンド並み!

朔 省二氏 (Mr. Shoji Saku)

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第9回は一家全員が金融機関勤務という血統を持った朔省二さんに話を聞いた。父親が銀行員、双子の兄も銀行員、そして朔氏自身はメーカーの営業職として勤務。結果的に保険会社に転職したことにより家族全員が金融機関勤務になったという。見た目もスーツの着こなしも話し方もとことん紳士。記者の大好きな007に登場するジェームズ・ボンドを彷彿とさせる紳士は何を聞かせてくれるのだろうか?

第9 回は一家全員が 金 融機関勤務という血統を持った朔省二さんに話を聞いた。 父親が銀行員、双子の兄も銀行員、そして朔氏自身はメーカーの営業職として勤務。結果的に保険会社に転職したことにより家族全員が金融機関勤務になったという。 見た目もスーツの着こなしも話し方もとことん紳士。記者の大好きな 007 に登場するジェームズ・ボンドを彷彿とさせる紳士は何を聞かせてくれるのだろうか?

聞けば一流メーカーにお勤めでしたのに、 なぜお辞めになったんですか?

「確かにメーカーとしては一流でしたけど、自分が40 歳になったときにどのようになっているのかというのを想像したんです。と言いますのは、ありふれてはいますけど私には夢がありまして、結婚して家を持って、子供二人で私立の学校に進学させて…というものなんです。そして、メーカーに勤めていて 40 歳になっ たら自分の目の前にいる係長くらいかなと思ったんです。あるときに、たまたまな んですがその上司の給与明細が見えてしまったんですよ。本当にたまたまだったんです」

ほうほう、早速スパイ活動ですか?

「いやー、本当にチラッと見えてしまったんですよね。その瞬間に愕然としました。薄給もいいとこだったんですよ。確かに、歴史のある会社ですので年功序列でそれなりの地位には付けます。でも、それに甘えてろくに仕事をしてない人も多かったんです。なんで自分はそんな人達のために一生懸命働いてるんだと思ったらなんだか嫌になりまして」

それで転職を考えたのですか?

「すぐというわけではなかったのですが、いいタイミングで希望して東京に転勤になりました。やはり転職を考えるのであれば東京かなと思いまして。実際に 40 歳の係長クラスの給料では家を買って子供を私立に進学させてなんてぜったい無理なのはわかっていましたから、決心はついていましたね」

それで保険会社に?

「いえ、まだ そういうわけではなかったのですが、 まずは転職エージェントに登録しました。いろいろな って から 2社オファーがあったのが両方とも保険会社だったんです。ヘッドハンティングとでも言うんですかね。しかも外資と損保系でした。当時の知名度から言いましても日本の会社が良かったので今の会社に決めました」

ライフプランナーという名称はよく聞きますがライフカウンセラーというのは初耳なんですが?

「そこは難しいですね(笑)別に資格があるわけではないのでどちらでも良いのですが、カウンセラーのほうが私は良 いような気がします。プランニングというと、“いかにも”という 感じでしょう?カウンセラーですと会話 は多岐にわたりますからね」

ということは保険の話だけではないと?

「そうですよ。保険商品の話は私からはしません。顧客の要望があって初めて話します」

それはすごい手法ですが、企業秘密ですか?

「そんなことはないですよ。不動産会社とウチの部署が連携してモデルルームに来るお客さんのカウンセリングをするだけです。ですから最も稼働するのは土日ということになりますよね」

それは朔さん個人で開拓されたのですか?

「そういうことを個人的にやっていた人はいたようです。しかし、 上手くいくのであれば、人員を集めて専門のチームでやったほうが効率が良くなり、良い結果が出せるのではないか と思いません?ですから会社に直訴して専門の部署を作らせたんですよ」

それはまたすごいですね。では部署の人みんなで土日に待ち構えるのですか?

「いえいえ、不動産会社からFP のカウンセリングを受けたいという希望者が回ってきますから、それを部署内で割り振 る だけです 。 」

では誰がどの人に当たるのかもわからないですし、選択もできないですね?

「はい、そういうことになります。もちろんその不動産会社を開拓した貢献度が高い人には配慮していますけど、面白いことに お客様を ほぼ均一に割り振っても営業成績に は大きな差が出るんですよ」

それは興味ありますね

「私は営業というのは、マーケットと技術と人間性という 3 つのファクターがあると思っているんです。そのうちマーケットは会社が用意してくれたり自分で開拓したりと努力で何とかなる面はありますよね。技術も習うとか盗むとか勉強するとか、これもセンスの問題はあれども努力でなんとかなります。しかし人間性だけは一筋縄ではいかないんですよね。簡単には変わりません。そこで訓練をするのです」

それは企業秘密でなければ音声放送で語っていただけませんか?

「成功体験を積み重ねる、習慣にするというただそれだけですが、それでよろしけ ればお話いたします」

では、後ほどお願い致します。話を戻しますが、それでは単価の 大きな契約は取れませんよね?

「そうですね。人脈は広がりますし、平日は個人で動きますので何も土日だけしか働いていないわけではないのですが、例えば 私が主催している異業種交流会、兼昼食会で人脈を広げたりしています。そんな流れの中で大きな契約があることもあります 。しかし個人的には大きな契約は逆に怖いですね。それ 1 本がダメになったときのダメージが大きすぎますよ(笑)私には積み上げていくほうが性に合ってます」

最後に 、 双子 とお伺いしましたが、何かご自身にとって影響はあったと思いますか?

「そうですね。そうでない方から見れば大変だなと思われるかもしれませんが、双子に生まれたことは特別だと思って います。もちろん良い 意味ですよ。常に比べられるという大変さはありますが、それ以上に良いラ イ バルでもありますし、父は双子であったことをものすごくうれしいんだなって思いました。数十分早く生まれた兄は銀行員で私は最初に望んだこととはいえメーカーの営業マンですから給与格差なんかはすごいものがありました。今ではほとんど同格ですから 、どこかで 意識は して いたんだと思います。良きライバルでもあるので、 私は 双子で良かったと思っていますよ」

どこまでも紳士的にインタビューに応じる朔氏の姿は、同じ男から見ても理想的な紳士に見えた。若い頃から自分の 40 代の姿を思い描いて将来設計をするというのはなかなかできることではない。そんな人間性が会う人に伝わるからこそ信頼を勝ち取るのだろうと思い、音声収録に臨んだ。

Interviewer Profile

聞き手:フリーランスライター 古川智規
金融機関で外国為替や国際商品のディーラー・ブローカー業務を経験した 3 級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)。
現在はフリーランスライターとして、主にウェブメディアでノンジャンルの記者として執筆活動。

 

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