Select Language

Check Application Status
en

Resource Zone

正しい医療知識を届けたい~知識を力に変えるためのマイルール~

志村直隆氏 (Mr. Shimura)

Rate 1 Rate 2 Rate 3 Rate 4 Rate 5 0 Ratings Choose a rating
Please Login or Become A Member for additional features

Note: Any content shared is only viewable to MDRT members.

生保会社と専属契約を交わして独立代理店を営む志村直隆氏の前職は教育図書の営業(及びマネジメント)。大学卒業後に 就職した会社から独立し、自身で営業を請け負う会社を立ち上げるほどの手腕を発揮していたというが、少子化が進む日本では教育関係の仕事の先行きは厳しいと、保険営業に舵を切った。覚悟の要る決断だったはずだが、「保険は必要性と加入できる資格(体況)と保険料を支払う能力のある人なら誰でも加入できる。極端な例だが、新幹線で隣に座った人でもいい。マーケットの広さが大きな魅力だ」そして「何よりも顧客と長きにわたってかかわることができるのが最大の魅力」と語る笑顔には、一点の曇りもない。

マイルール① 医療に関する正しい情報を提供する

保険の営業を始めてから数年が過ぎ、自身の顧客ががんに罹患し、次々に亡くなっていく姿を目の当たりにした同氏は「なぜこんなにも多くの人が〝がん″で亡くなるのか。本当にこのタイミングで亡くなる運命だったといえるのだろうか」という疑問に直面する。こうした疑問を解くために始めた医療に関する知識の収集は、同氏のライフワークとなり、明確な根拠に基づく同氏の医療に関する知識は顧客からの絶大な信頼を獲得。長年の情報収集が実を結び、今では、顧客から寄せられる「健康診断で引っかかってしまったが、どこで精密検査を受けたらよいか」「こういう病気はどこで治療を受けるのがいいか」といった質問にほぼ即答できるまでになったという。その背景には、20年以上を掛けて築き上げた医療関係者とのネットワークがある。医療関係者の主催する勉強会や、医師と直接話ができる場に積極的に足を運ぶことで積み上げてきた確かな筋からの情報のみを提供する同氏の姿勢は、新たな顧客の紹介にもつながっている。

 

マイルール② 顧客に健康診断の受診を勧める

がんで亡くなるのは、高齢者ばかりではない。小学生の子どもを持つ30代の女性が乳がんで亡くなることもある。そんな時、保険金の効用はあくまで限定的だ。

がんに罹患する前にできることはもちろん、がんに罹患してからでもできることがあるのではないか。例えば乳がんは女性の11人に1人が罹患するといわれ(累積罹患リスク/

2013年データに基づく)、女性にとっては無視できない病気だが、1㎝の大きさになるまでには10年~20年もの年月がかかる。その時点で治療ができれば生存率は高まるが、それを見逃した場合、1㎝のがんが2~3㎝になるのには2~3年しかかからない。3㎝になったときには全身への転移の可能性も高く、治療は困難になる。そこで同氏は「1年に1度、健康診断を受けてほしい」と顧客に伝えている。同氏が勧めるのは、ただの健康診断ではない。あくまで「適切な検査と診断を受けられる病院での受診」という点がポイントだ。求められれば、信頼のおける病院に関する情報提供も行っている。「特に乳がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん、肺がんは適切な検査を受けていれば死亡率を確実に低減できることが科学的に証明されている。だからこそ、なんとか1㎝で食い止めたい」と切望する。

 

マイルール③ 生前給付保険とがん保険をセットで提案する

現在販売されているがん保険は、治療が終了後に取得する診断書をもって保険金を支払うタイプがほとんどだ。その場合、契約者は、一旦、治療費や入院費を立て替えることになる。その費用は時には数十万~数百万円に上ることもある。生前給付保険であれば、がんと診断された時点でまとまった保険金が用意できるため、顧客は安心して治療に専念することができる。とはいえ、がん治療は長く続くこともあれば、もちろん再発リスクもある。こうしたリスクには、がん保険が力を発揮する。同氏によると、がん保険と生前給付保険をセットにした提案は、がん診断直後の顧客の不安を和らげる効果があるという。同氏は「我々の使命は、がんと診断された契約者に対して、“お金の心配は一切必要ないので、治療に専念してください”と言い切れるよう準備することだ」と強調する。

 

マイルール④ 同業他社への情報提供も積極的に

並はずれた医療の知識を持つ同氏の下には、同業者からの講演依頼が数多く寄せられている。講演回数は年間30回に及ぶというから驚きだ。専属契約を結んでいる保険会社からの依頼はもちろんのこと、MDRTの活動を通じて同氏を知った他社の保険会社の社員からの依頼も多い。同氏はそれらの依頼に分け隔てなく応じ、全国どこでも出向いて講演を行っている。同業他社の営業マンにまでその知識を提供するというのは一見不思議なことにも思えるが、同氏はその理由を「同業者に対して垣根は作らない。顧客のためを思って学ぼうとする人たちの力となって、業界全体のレベル向上に貢献できるなら本望だ」と嬉しそうに説明する。中でもMDRT会員への想いは深い。「保険の仕事をしているというと警戒されることも多いが、本来はもっと尊敬されるべき仕事。MDRT会員はその見本になれる。MDRT会員には業界のレベル向上の先頭に立ってもらいたい」―保険営業のプレゼンスの向上もまた、同氏の目標の一つとなっている。

 

まとめ

働き盛りの40代後半でくも膜下出血を起こし、緊急開頭手術を受けたという同氏。医療知識に基づく早期の対応で、後遺症もなく、手術から1カ月後には仕事に復帰を果たしたというから、さすがというよりほかない。現在は紹介案件に対応するのみで、業務量もセーブしているというが、「多くの人に正しい医療知識を伝えたい」という真摯な情熱は話の端々から伝わってくる。顧客のため、業界のために邁進する同氏の今後に期待したい。

 

{{GetTotalComments()}} Comments

Please Login or Become A Member to add comments